パリオリンピック柔道で兄妹で2連覇をねらっていた阿部詩選手と阿部一二三選手。
妹の阿部詩選手が2回戦で敗退してしまい、ショックを受けている人も多いですよね。
なぜ前回大会金メダルの阿部詩選手が、2回戦という序盤で世界ランキング1位のケルディヨロワ選手とあたったのか、シードなどはなかったのか調べたので紹介します。
ざっくりいうと
- 阿部詩選手は世界ランキング9位とそこまで高くなかった
- 怪我のため、国際大会を欠場した
阿部詩なぜ序盤で世界ランキング1位とあたった?【パリオリンピック柔道】
なぜ前回大会金メダルの阿部詩選手が、2回戦という序盤で世界ランキング1位のケルディヨロワ選手とあたったのか、その理由は、
- 阿部詩選手は手術をし主要大会に出場できなかったため
- 阿部詩選手は怪我のため国際大会を欠場し、世界ランキング9位となったため
です。
詩選手は東京オリンピック直後の、2021年9月と10月に痛めた両肩の手術をしています。
その後リハビリを経て全日本選抜体重別選手権に出場しましたが、準決勝を前に棄権。
また、2023年10月の国際大会を欠場しており、2024年6月23日にパリ五輪の世界ランキングが確定した際に9位となってしまいました。
パリ五輪のシードがもらえるのが上位8名だったため、惜しくもシードを逃し、
負けた阿部詩の泣き叫ぶ姿に心が張り裂けた人が続出!【パリオリンピック柔道】
世界ランキング1位のケルディヨロワ選手(ウズベキスタン)に、谷落としで逆転の一本負けをしてしまった阿部詩選手の泣き叫ぶ姿に、心が張り裂けた人が続出しました。
詩選手はピンマイクをつけていないはずなのに、体の底から湧き上がるような悲痛な叫び、泣き声がお茶の間にしっかりと聞こえていました。
それほど大きな声で、悔しさのあまりコントロールできない感情を会場中に響き渡らせていたのです。
子供でもあそこまで泣くことはできません。
これまでに大きなものを背負って、必死に必死に必死に頑張ってきた、挫けそうでも自分を鼓舞して立ち上がってきた経験がある大人だからこそ、あんなにも感情があふれ出しているんだと思います。
見ていた筆者も、それほどまでの悔しさと、その裏にどれほどのプレッシャーや人並外れた努力、苦悩があったかと思うと、涙があふれてあふれてテレビ画面に顔を向けられませんでした。
阿部詩選手は退場後、過呼吸を起こし取材ができないほどだったとのこと…
今この文章を書きながらも涙しています。
負けた阿部詩の試合後の会場エールに日本中が感謝!
阿部詩選手が負けた後、自分では立っていられなくなるほどに泣き叫ぶ姿に、会場中の人々が「ウータ!」と割れんばかりのコールでエールを送ってくださいました。
あれはすごくありがたかったですね。
アウェイの地で、自国の選手ではなかったとしてもあのように声援を送ってくださった姿に、日本のネットの反応も、
温かい(涙)
日本の選手にリスペクトをありがとう
と感動と感謝を伝えるものばかりでした!
詩選手もその時はパニックで声援が聞こえてなかった可能性もありますが、試合を見返したときにその声援に気づいて、また1歩前進するきっかけになったらいいなと、筆者はひそかに願います。
まとめ:阿部詩なぜ序盤で世界ランキング1位と?負けた姿に心が張り裂けそう
この記事では、なぜ前回大会金メダルの阿部詩選手が、2回戦という序盤で世界ランキング1位のケルディヨロワ選手とあたったのか、シードなどはなかったのかについてまとめました。
また1つ強くなってくれたら嬉しいですね!
今回のまとめ
- 阿部詩選手は世界ランキング9位とそこまで高くなかった
- 怪我のため、国際大会を欠場した