七飯町は何県?【答え】北海道|七飯町完全ガイド(観光・文化・特産品・アクセス情報)

このサイトにはPRが含まれています。
北海道七飯町の風景
人口26,736 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳)
面積216.75 km²
人口密度123 人/km²

北海道渡島半島の南部、函館市から約16kmの距離に位置する七飯町(ななえちょう)は、亀田郡に属する人口約26,736人(2026年2月28日時点)、面積216.75km²の町です。北海道の中でも「最も温暖な地域のひとつ」とされ、平均気温は7.7℃前後と北海道内では群を抜いて穏やかな気候に恵まれています。降水量も日本国内では比較的少なく、四季の移ろいがはっきりと感じられる良好な自然環境が広がっています。

町は大沼トンネルを境に北部と南部のふたつの顔を持ちます。北部には活火山・北海道駒ヶ岳(標高1,131m)と、ラムサール条約登録湿地でもある大沼・小沼・蓴菜沼を擁する大沼国定公園が広がり、年間200万人が訪れる観光地として知られています。一方南部は、縦断する国道5号沿いに市街地が形成され、平野部は水田、丘陵部はりんごや葡萄の果樹地帯が続く農業地帯です。観光と農業が共存する、北海道らしいスケールの大きな町といえます。

七飯町のもうひとつの重要な顔は「函館のベッドタウン」です。1975年(昭和50年)以降、函館市のベッドタウンとして人口が漸次増加し、1980年(昭和55年)には国勢調査で2万人を突破しました。新函館北斗駅から車で約10分、JRで約5分というアクセスのよさもあって、函館圏の生活拠点として機能しています。北海道新幹線の開業(2016年)に伴い、町内には函館新幹線総合車両所も置かれました。訪れる旅人にとっては大沼国定公園や赤松街道といった観光資源が魅力であり、住む人にとっては函館の利便性を享受しながら豊かな自然の中で暮らせる「いいとこどり」の環境が整っています。

隣接する市町村は、北方が宿野辺川を境に森町(茅部郡)、北東が雨鱒川を境に鹿部町(茅部郡)、南東が横津岳山頂より蒜沢川を境に函館市、そして平野部の西側が北斗市です。函館圏を形成するこれら3市町のうち、七飯町は函館市の北に隣接する位置にあり、道南の交通・生活網の結節点としての役割を担っています。

タップできる目次

七飯町の歴史

七飯町は「日本における西洋式近代農業の発祥地」として、北海道開拓史において極めて重要な位置を占める町です。その名前の由来はアイヌ語の「ヌアンヌイ」(豊かな沢、漁のある谷川)や「ナムナイ」(冷たい流れまたは谷)に由来すると伝えられており、遠く古代から人々が暮らしてきた土地です。

アイヌの地から和人の村へ——15〜16世紀の七飯

道南地方にはかつてアイヌの人々が集落を営んでいました。七飯町の地名にも、アイヌ語に由来するものが今日まで残されています。和人が道南地方に移住してきたのは14〜15世紀頃とされ、津軽地方から安東氏とその一族が次々と渡ってきて道南各地に「館」と呼ばれる小城を築き、周囲の和人を従えるようになりました。七飯には城山に居城したとの伝説も残っており、少なくともこの頃には和人が定住していたと考えられています。1532年(天文元年)には現在の七飯町本町にあたる七重に三嶋神社が草創されており、当時の社地には創建時に植栽されたイチョウが今も残っています。翌1576年(天正4年)には大川村(現在の大中山地区)にも三嶋神社(現在の大中山神社)が草創され、村の形成が着実に進んでいきました。

箱館開港と西洋農法の夜明け——幕末・明治維新の激動

七飯町の歴史が大きく動いたのは幕末の開国からです。1854年(安政元年)の日米和親条約締結によって箱館・下田の二港が開かれると、七重村(現在の七飯町本町周辺)は外国人の遊歩地区に指定されました。外国船に食糧を供給するため、いちはやく西洋農法が取り入れられたのはこの時期のことです。1858年(安政5年)には、関東の八王子千人同心から秋山幸太郎をはじめとする一団が七重村に入植し、開墾と養蚕・織物を主とした活動を始めました。後に町名の由来のひとつとなる飯田甚兵衛もこの頃に移住してきています。

明治維新の動乱期、七飯の地は歴史の表舞台に立ちます。1868年(明治元年)の箱館戦争では、峠下・七重などで旧幕府軍と新政府軍の戦いが勃発しました。その翌年の1869年(明治2年)、プロイセンの貿易商リヒャルト・ガルトネルが、五稜郭を占領していた榎本武揚らと「七重村開墾条約」を締結し、七重・飯田・大川・中島の土地300万坪を99ヶ年にわたって租借することに成功します。ガルトネルはこの広大な農場に西洋りんごをはじめ洋梨・ブドウなど22種の苗木を海外から取り寄せ、日本では見たことのない大型農器具を持ち込んで開墾に着手しました。これが日本における西洋式近代農業の始まりとされています。ただし、土地の占有権をめぐって地元住民との間でトラブルが生じ(ガルトネル開墾条約事件)、1870年(明治3年)に政府が賠償金を支払う形で和解に至りました。

七重官園と近代農業の礎——明治の開拓期

ガルトネル租借跡地には1871年(明治4年)、開拓使によって「七重官園」が設置されます。北海道初となる農業試験場として機能したこの官園では、各地から農業指導者が集まり、エドウィン・ダンらの指導のもと様々な作物の栽培試験が行われました。特に1872年〜1876年(明治5〜9年)にかけてアメリカとカナダから75種・約8万5千本のりんごの苗木を取り寄せたことで、本格的な洋種農作物栽培の契機となります。ここでりんご栽培を学んだ旧津軽藩の士族たちが故郷へ戻り、青森県でのりんご栽培の礎を築いたとされており、今日の「青森りんご」のルーツも七飯にあると言えます。1876年(明治9年)には明治天皇が七重農業試験場に行幸され、これを記念して札幌本道沿いにアカマツが移植されました。これが現在の「赤松街道」のはじまりです。

1908年(明治41年)には、函館ドックの取締役として活躍していた川田龍吉男爵が、七飯に設けた農場「清香園」で海外から11種のジャガイモを取り寄せて試験栽培を行います。中でも「アイリッシュ・コブラー」という品種が味・収穫量・貯蔵性ともに優れていると評判となり、大正期には「男爵いも」と命名されて全国へ広まりました。七飯はりんごと男爵いも、ふたつの「日本初」を生み出した土地なのです。

観光地としての成長と現代の七飯——大正から令和へ

1916年(大正5年)、道立大沼公園が「日本新三景」に選定されると、七飯は観光地としての歩みを本格化させます。1897年(明治30年)にはすでに、大沼の観光地としての将来性に着目した宇喜多秀夫が香川県から仲間を引き連れて軍川に入植しており、その先見の明が証明された形となりました。1902年(明治35年)に鉄道が開通(七飯駅開業)、1908年(明治41年)に大沼公園駅が開業し、函館からの観光客が大沼を訪れるようになりました。昭和に入ると1986年(昭和61年)には赤松並木が「日本の道100選」に選定され、さらに「新・日本街路樹百景」「歴史国道」にも指定されて全国的な知名度を得ます。2012年(平成24年)には大沼がラムサール条約登録湿地となり、豊かな自然の価値が国際的にも認められました。2016年(平成28年)の北海道新幹線開業に際しては、町内に函館新幹線総合車両所が開設。2018年(平成30年)には道の駅なないろ・ななえがオープンし、農業発祥の地としての発信拠点として多くの来訪者を集めています。

この地域の歴史や文化に興味を持った方は、関連書籍や資料もあわせてチェックしてみてください。思わぬ発見があるかもしれません。⇒ Amazonで調べてみる。

七飯町の文化・風習

七飯町の暮らしは、農業と自然、そして函館という大都市との絶妙な距離感によって形作られています。道南唯一の海なし町でありながら、山の幸・湖の幸・農の恵みが食卓を豊かに彩り、四季に根ざした生活リズムが今も息づいています。

道南弁と七飯の言葉づかい——柔らかいイントネーションが人の距離を縮める

七飯町で話される言葉は「道南方言」に属します。道南方言は函館市を中心に、七飯町や厚沢部町など渡島・檜山地方に広く分布する方言で、北海道方言の中でも比較的ソフトなイントネーションが特徴です。「〜だべ」「〜かい」「〜さ(〜へ)」といった語尾表現が自然に飛び出し、よそから移住した人でも「なんとなく温かい雰囲気」と感じることが多いです。函館市に隣接しているため、日常的に函館市内へ買い物や通勤・通学に出かける人も多く、大都市の利便性と田舎の気安さが共存するライフスタイルが根付いています。近隣の人とは軽い会釈から始まって気さくに話が広がる文化があり、農家が直売所で野菜を売る際の「ハネ物(形崩れした野菜)もどうぞ」という声かけには、七飯の人々の実直な人柄が表れています。

農の暮らしと食卓——季節の恵みが日々の食を豊かにする

七飯町の食文化は、豊かな農産物なしには語れません。基幹産業である農業は水稲・ダイコン・ネギ・ニンジンなどの畑作から、りんご・ブドウなどの果樹、さらに大沼地区では酪農・畜産まで多岐にわたります。春から夏にかけては長ネギやニンジンが畑で育ち、農家の直売所に新鮮な野菜が並びます。秋には果樹園のりんごが色づき始め、9月から12月にかけて「つがる」「ふじ」「ななみつき」などの品種が次々と収穫されます。冬になると大沼では氷上ワカサギ釣りが行われ、釣ったばかりのワカサギを天ぷらや唐揚げにして食べる光景が広がります。大沼周辺に住む人々にとって「大沼のワカサギ」は冬の風物詩であり、地元の人が家族や友人と湖面に穴を開けてのんびり過ごすのは、この土地ならではの楽しみ方です。また、蓴菜沼で採れるジュンサイは6〜7月に旬を迎え、その独特のぬめりとさっぱりした風味を生かした和え物や酢の物として食卓に登場します。

「男爵いも」発祥の地らしく、ジャガイモ料理は日常の食卓に深く溶け込んでいます。コロッケ・ポテトサラダ・煮物とどんな調理法でもホクホクとした食感が楽しめます。地元の人々は「道の駅なないろ・ななえ」でりんごや野菜を日常的に購入し、地元産食材を当たり前のように使った食生活を送っています。函館市や北斗市へ購買力が流れる部分もありますが、地産地消の意識は町の誇りとして根付いています。

四季の行事と大沼を中心とした暮らしのリズム

七飯町の一年は大沼とともに回っています。2月には「大沼函館雪と氷の祭典」が開催され、雪像・氷像が湖畔に立ち並ぶ幻想的な景色の中、地元グルメの屋台やスノーアクティビティが賑わいます。北海道の厳しい冬の中でも大沼の景色は格別で、一面の雪景色と駒ヶ岳が重なり合う光景は、移住者が「ここで暮らして本当によかった」と感じる瞬間のひとつです。5月には大沼湖畔駅伝競走大会が行われ、運動好きの町民・競技者が集います。7月の「大沼湖水まつり」では花火大会や湖上イベントが催され、地域住民と観光客が入り混じって夏の夜を楽しみます。秋の9月には「GREAT EARTH 函館大沼ライド」、10月には「北海道大沼グレートラン・ウォーク」があり、豊かな自然の中でのスポーツイベントが町の秋を彩ります。スキーシーズンには「函館七飯スノーパーク」や「ニヤマ高原スキー場」に道内外から多くの来場者が訪れ、町全体が活気づきます。

函館市に隣接するベッドタウンとしての顔と、駒ヶ岳・大沼という大自然の中に生きる農村の顔。このふたつをあわせ持つのが七飯町の生活の実像です。函館市内の職場に通いながら夜は静かな田園の中で家族と夕食をとる、週末には農家の直売所でとれたての野菜を買い、大沼で子どもと遊ぶ。そうした暮らしが、「七飯に住む」という選択肢を現実的で魅力的なものにしています。

七飯町の特産品

七飯町は「近代農業発祥の地」として、明治初期から日本農業の先端を走ってきた歴史を持ちます。その土地が育んだ特産品はどれも、長い歴史と豊かな自然環境が背景にあります。

ななみつき(りんご)——蜜たっぷり、日本りんごの「はじまりの地」が生んだブランド果実

七飯町は日本で最初に西洋りんごが栽培された地です。1869年(明治2年)にガルトネルが苗木を持ち込んで以来、150年以上にわたってりんごと深い関わりを持ち続けてきました。現在、町の基幹品種は「つがる」「ふじ」「レッドゴールド」ですが、近年とくに注目されているのが七飯町独自のブランドりんご「ななみつき」です。群馬県で育種された「ぐんま名月」を七飯で栽培し、大きさ・外観・甘さ・蜜入り具合などについて厳しい選別基準をクリアしたものだけに「ななみつき」の名が与えられます。黄色を基調にほんのりと赤みが差したグラデーションが美しく、切ったときに蜜が見えるほど蜜入りが良好です。味はコクのある強い甘みで、サクッとしながらもしっとりした果肉から豊かな果汁が広がります。後味はすっきりとしており、甘みが強くても食べ飽きないのが特徴です。旬は10月〜12月、そのまま生でかぶりつくのが一番の食べ方ですが、アップルパイやジュースに加工しても甘みが際立ちます。西向きの丘陵地が多く朝夕の寒暖差が大きい七飯の気候が、りんごの甘みを凝縮させると考えられています。りんごの旬は9月から12月の間断なく様々な品種が楽しめ、町内には多くの果樹園があって観光農園での収穫体験も可能です。

男爵いも——発祥の地が誇る、ホクホク食感の代名詞

全国で愛されるジャガイモの代表品種「男爵いも」は、七飯町生まれです。1908年(明治41年)、川田龍吉男爵が七飯の農場「清香園」で海外から11種のジャガイモを取り寄せて試験栽培し、その中の「アイリッシュ・コブラー」が評判を呼んで「男爵いも」と命名され全国へ広まりました。丸みを帯びた形とホクホクとした粉質の食感が特徴で、茹でるとほろりと崩れるやわらかさがあります。甘みは控えめながら素朴な旨みが深く、コロッケにすると衣のサクサクとの対比が絶妙です。ポテトサラダに使えばなめらかなクリーミーさに、粉ふきいもにすれば白く粉を吹いた見た目と口当たりの軽さが楽しめます。旬は夏(7〜9月の収穫期)で、新いもの季節は特に甘みが増します。七飯町では男爵いもの歴史を伝える施設「THE DANSHAKU LOUNGE」が道の駅なないろ・ななえの隣にオープンしており、川田男爵の生涯や近代農業の歴史を展示とともに体感しながら、男爵いもを使った料理を味わうことができます。

はこだてわいん——大地と山ブドウが育む、道南を代表するワイン

七飯町産のりんご(スターキングデリシャス)や野生の山ブドウ、そしてケルナー・ミュラートルガウ・ピノノワールなどの品種を原料に醸造される「はこだてわいん」は、道南を代表するワインです。製造元の株式会社はこだてわいんの工場は七飯町字上藤城に構えており、その直営店「はこだてわいん葡萄館本店」では常時80種類近くの商品が並びます。中でも七飯町産りんご100%を使用したシードル「函館ななえシードル」は、りんごの甘みと爽やかな酸味が絶妙に調和した人気商品で、りんごが苦手でなければ一口で産地の恵みを感じられます。赤ワインは野生の山ブドウや黒系品種の深みある果実感が特徴で、タンニンは穏やかで飲みやすいものが多いです。白ワインはすっきりした酸味と果実の香りが食事とよく合います。試飲ディスペンサーで12種類を無料試飲できるのも魅力で、お気に入りの一本をじっくり選べます。七飯町の「りんごの町」としての歴史と、ワイン醸造が結びついた七飯ならではの特産品です。

大沼のワカサギとジュンサイ——湖の恵みが生む、淡白なうまみ

大沼国定公園の湖面が育むワカサギは、七飯町を代表する水産品です。体長10cm前後の細い体に脂がほどよく乗り、淡白でクセのない白身は揚げ物との相性が抜群です。旬は冬(1〜3月の氷上釣りシーズン)で、釣りたてをその場で天ぷらにして食べる体験は、観光客にも地元の人にも大人気です。唐揚げにすると丸ごとカリカリに食べられ、素朴な塩味だけで箸が止まりません。冬の大沼ではワカサギの穴釣り体験を提供している業者もあり、道具を一から借りて手軽に体験できます。一方、蓴菜沼で採れるジュンサイは6〜7月が旬の希少な食材です。水中で育つ若芽をひとつひとつ手摘みで収穫し、透明なゼリー状の膜に包まれた独特の食感を持ちます。さっぱりとした味わいは、酢の物・吸い物・冷やし鉢と夏の食卓にぴったりで、つるりとした喉越しが暑い季節に清涼感をもたらします。大沼の自然が育んだ繊細な食材として、地元の料理でも珍重されています。

長ネギ・大根・ニンジン——近代農業の地が届ける、力強い野菜の底力

七飯町の農業粗生産額(2005年時点の七飯町公表値)は約58億円にのぼり、大根・ニンジン・長ネギを主体とした野菜類が約23.7億円と大きな柱を担っています。特に長ネギは道外への出荷も盛んで、函館圏の食卓で「七飯のネギ」といえばひとつのブランドになっています。白い部分が長く太く育った長ネギは、加熱すると甘みが強く出てとろけるやわらかさになるのが特徴です。鍋物に入れれば汁全体に甘みが広がり、焼きネギにすれば表面の香ばしさと中のとろみが絶品です。大根・ニンジンも北海道らしく大ぶりに育ち、煮物にすると中まで味が染みやすく、生のままサラダや大根おろしにしてもみずみずしさがあります。道の駅なないろ・ななえや農家直売所では収穫期に合わせて新鮮な野菜が並び、「ハネ物」も格安で入手できるとあって地元住民の日常的な買い物スポットになっています。

【節税+応援】今年のふるさと納税はもう済ませましたか?ふるさと本舗なら実質負担金2000円でこの土地の恵みを堪能できます。

七飯町の移住・暮らし情報

七飯町は民間賃貸住宅大手の「北海道内住みここちランキング」で道南エリア1位(道内22位)の評価を受けたこともある、暮らしやすさで注目される町です(出典:北海道で暮らそう!掲載情報)。函館市という大都市圏に隣接しながら、豊かな自然の中でゆったりと暮らせる環境が、移住希望者から高い評価を得ています。

函館市への通勤圏——「北海道らしい暮らし」と都市利便性の両立

七飯町に住む人の多くは函館市や北斗市へ通勤・通学しています。JRを使えば七飯駅から函館駅まで最速約16〜19分で到着します(はこだてライナー利用時)。車でも函館市内まで20〜30分程度でアクセスできます。北海道新幹線が停車する新函館北斗駅はわずか4〜6分(はこだてライナー普通列車)という近さで、新幹線通勤をする人には非常に有利な立地です。函館市や北斗市のスーパー・大型商業施設に「買い物だけ出かける」という生活スタイルをとる移住者も多く、七飯町内で暮らしながら函館の利便性も享受できる点が、このエリアの最大の魅力といえます。

家賃相場と住宅環境——広い空間をリーズナブルに

アパマンショップの掲載情報によると、七飯町では専有面積40〜50平米で月4万〜5万円台の賃貸物件が多数そろっています。1Kや1DKの単身向け物件は3万円台から見つかり、2LDK〜3LDKのファミリー向けでも5〜7万円前後が相場帯となります(LIFULL HOME’S・アパマンショップ掲載物件より2024年時点の傾向)。函館市内と比べると全体的に割安で、駐車スペースが2台分確保できる物件も珍しくないため、車を複数台持つ家庭も余裕を持って暮らせます。賃貸物件は七飯駅・大中山駅周辺に集中しており、JR沿線の南部エリアが最も物件数が豊富です。戸建て賃貸も選択肢にあり、庭付きの物件で子どもを伸び伸び育てたいファミリーにも選ばれています。

買い物環境——国道5号線沿いに生活インフラが揃う

日常的な買い物は、国道5号線沿いに出店しているスーパーマーケットが中心です。スーパーアークス七飯店・七飯サウス店(道南ラルズ/アークスグループ)、スーパー魚長桜町店、生鮮げんき市場などが町内に点在しています。また、道の駅なないろ・ななえは農産物・特産品の直売所としても機能しており、地元の新鮮野菜やりんご、長ネギ、加工品が並びます。大型のショッピングモールや百貨店は町内にはなく、函館市や北斗市への流出も一部見られますが、日常の食料品・生活用品については町内でほぼ完結する環境が整っています。ロードサイドにはコンビニエンスストアも複数あり、夜間の買い物にも困りません。

子育て・教育環境——18歳まで医療費無料、充実した支援制度

七飯町は子育て支援が手厚いことで知られています。18歳以下の子どもを対象に医療費の自己負担相当額を助成する「子ども医療費助成制度」があり、保険診療内であれば受診時の費用負担を大幅に抑えられます。ひとり親家庭向けの医療費助成制度も整備されており、子育て世帯が安心して暮らせる仕組みが整っています。学童保育クラブの保育料についても減免補助金(1名につき月2,000〜4,000円)が支給されます。学校施設の充実も進んでおり、2017年(平成29年)には大中山小学校が改築されました。大沼地区には北海道では珍しい小中一貫校「七飯町立大沼岳陽学校(大沼岳陽学校)」があり、自然豊かな環境の中で一貫した教育が受けられると子育て世帯から人気です。高校は北海道七飯高等学校が町内にあります。

医療環境——町内に2病院、函館市立病院へのアクセスも良好

町内には「ななえ新病院」と「なるかわ病院」の2病院があり、小児科も設置されています。大きな手術・専門的な医療が必要な場合には函館市内の函館市立函館病院や函館五稜郭病院などへのアクセスが車で30〜40分程度と現実的な範囲にあります。日常的な内科・外科・歯科については町内でほぼ対応できる体制が整っており、「日常の医療はここで、高度な医療は函館で」という使い分けができる環境です。

移住支援制度——お試し移住から相談まで丁寧なサポート

七飯町は移住支援に積極的に取り組んでいます。平日10〜16時に利用できるオンライン移住相談(希望日の3日前までに要予約)は、遠方からでも気軽に相談できると好評です。また、移住を検討している方が実際に七飯町に滞在して暮らしを体験できる「七飯町お試し移住体験事業」では、町内指定の宿泊施設の費用が半額割引(1人1泊最大1万5,000円まで)となり、レンタカーの無料利用も可能です(ガソリン代・補償料を除く)。創業を目指す人には最大100〜500万円の創業バックアップ助成金もあります。

七飯町の気候・生活環境

七飯町は亜寒帯湿潤気候に属しながら、北海道内では最も温暖な地域のひとつとして知られています。Wikipediaに掲載された気象庁データ(1991〜2020年平年値、大沼観測点)によると、年平均気温は7.7℃前後と道内でトップクラスの温かさで、降水量は日本国内では比較的少ない水準です。

春・夏——北海道らしい爽やかさと、真夏でも涼しい高原の空気

春は3月末から4月にかけて雪解けが始まり、4月中旬には大沼湖畔でミズバショウが開花します。木々が一斉に芽吹くこの季節、朝の空気はまだ冷んやりとしており、コートが必要な日もありますが、日中はぽかぽかとした陽気に包まれます。5〜6月は爽快な晴れの日が多く、りんごの花が丘陵地を白く染め上げる時期です。夏(7〜8月)は気温がそれほど上がらず、大沼地区では真夏でも30℃を超えることはほとんどありません。湖面を渡る風が涼しく、都市部の蒸し暑さとはまるで無縁の夏を過ごせます。本州から移住した人が「北海道でエアコンなしで夏を過ごせるとは思わなかった」と驚くのが七飯の夏気候です。服装は本州の春秋くらいの感覚が目安で、夜は上着が必要な日もあります。

秋——10月の紅葉が圧巻、寒暖差がりんごを甘くする季節

9月になると湖面を渡る風に秋の気配が感じられ始めます。10月中旬が大沼国定公園の紅葉の最盛期で、駒ヶ岳を背景にした湖畔の彩りは日本庭園のような美しさです。この時期、町の丘陵地ではりんご園が実を鈴なりにつけ、朝夕の寒暖差が大きくなることで果実に甘みが凝縮されます。果樹園の農家直売所には地元の人や観光客が次々と訪れ、袋いっぱいのりんごを抱えて帰っていく光景が広がります。11月に入ると気温が急落し始め、本格的な冬支度の時期へと移行します。

冬——道内最温暖とはいえ本格的な積雪、大沼は全面結氷する

冬(12〜3月)は積雪があり、大沼国定公園内の湖沼群はいずれも全面結氷します。大沼地区では冬に最低気温がマイナス10℃を下回ることもしばしばあります。ただし、道内最南端部に位置するため、札幌・旭川などと比べると積雪量は少なめで、2月の最深積雪は50cm以下の年が多いとされています。生活面では、スタッドレスタイヤと冬タイヤへの交換(11月頃)は必須です。除雪は朝の日課で、早朝にシャベルや除雪機を動かす音が聞こえてくるのが北海道の冬の朝の光景です。暖房は灯油ストーブが一般的で、灯油代は生活費として組み込んでおく必要があります。大沼では1月〜3月にワカサギ釣りが楽しめ、氷上に座ってのんびり釣り糸を垂れる冬の過ごし方は、この地に暮らす特権のひとつです。

降水量と台風——比較的少雨・台風の影響は軽微

年間降水量は1,000mm前後(大沼国定公園公式資料より)と北海道内では平均的な水準で、本州と比べると雨は少ない方です。季節的には5月と秋季に降水量が多くなる傾向があります。台風については、北海道南端部に位置するため直撃を受けることは少なく、本州のような連日の大雨や強風が続くことは稀です。ただし、近年は全国的に気象が変化しており、大雨や暴風への備えは常に必要です。梅雨がないため、6〜7月のじめじめした暑さに悩まされることなく過ごせる点も、本州からの移住者が喜ぶ特徴のひとつです。

七飯町のエリア別特徴

七飯町は大沼トンネルを境に北部と南部に大きく分かれており、さらに南部は七飯・大中山・峠下の各エリアに細分されます。それぞれの生活環境・雰囲気・利便性は大きく異なるため、移住先として検討する際にはどのエリアが自分のライフスタイルに合っているかを確認することが重要です。

七飯・大中山エリア(南部中心市街地)——生活利便性最優先の定番居住エリア

JR七飯駅・大中山駅を中心に賃貸物件・スーパー・医療機関・役場・学校が集まる、町内で最も居住者が多い生活中心地域です。国道5号線沿いにはスーパーアークス・コンビニ・飲食店が並び、道の駅なないろ・ななえや複合施設「THE DANSHAKU LOUNGE」も徒歩圏や車で5〜10分以内に揃っています。七飯駅から函館駅まではJRで16〜19分、新函館北斗駅まではJRで4〜6分というアクセスの良さが最大の強みです。子育て世代に人気の大中山小学校(2017年改築)や幼稚園・保育所も複数あります。住宅地は比較的整然としており、広々とした戸建てやアパートが混在しています。函館市への通勤をしながらも自然豊かな環境で家族を育てたい、という層に最も支持されているエリアです。

峠下・藤城エリア(南部・新幹線駅隣接)——新幹線通勤者・新規移住者に注目のエリア

新函館北斗駅から2〜3kmという至近距離に位置する峠下・藤城地区は、北海道新幹線開業(2016年)以降に存在感を増しているエリアです。新幹線で首都圏や東北圏と行き来するビジネスパーソンや、新函館北斗駅への車通勤・自転車通勤を考える人に適しています。道道1176号(新函館北斗停車場七飯線)が開通しており、新幹線駅への直結アクセスが便利です。国道5号線の赤松街道沿いでもあり、樹齢130年超のアカマツ並木を日常的に感じながら暮らせる独特の環境があります。北海道新幹線のインフラが身近に存在するという意味で、道南の玄関口的な性格を持つエリアといえます。

大沼・軍川エリア(北部・観光地隣接)——自然と観光の中でリゾートライフを送りたい人向け

大沼国定公園を擁する北部エリアは、南部市街地とは全く異なる「リゾート感覚の田舎暮らし」を提供します。函館大沼プリンスホテルや大沼公園観光案内所・大沼国際交流プラザが集まる大沼公園駅周辺は、観光客でにぎわう夏秋と静まり返る冬とで表情が大きく変わります。日常の買い物は町南部のスーパーまで車で20〜30分かかるため、車が必須です。その代わり、朝起きると窓から駒ヶ岳と湖面が見える、夏は湖畔でカヌーが楽しめる、冬はワカサギ釣りが日課になる、という別次元の暮らしが待っています。北海道では珍しい小中一貫校「大沼岳陽学校」があり、少人数教育を望む子育て世帯にも選ばれています。観光業・農業・酪農に関わる仕事をしながら大自然の中で生きたい人、リモートワーカー、クリエイターなど、都市の喧噪から離れて生活の質を最優先したい層に向いているエリアです。

七飯町の年間イベント

七飯町では大沼の自然を活かしたイベントが年間を通じて開催されており、観光客だけでなく町民も一緒になって楽しむ参加型のイベントが多いのが特徴です。

大沼函館雪と氷の祭典(2月)——冬の大沼を彩る氷と雪の一大フェスティバル

毎年2月に大沼公園駅周辺で開催される冬の一大イベントです。1965年(昭和40年)に始まった道南を代表する冬まつりで、湖の氷から切り出したジャンボ滑り台や子どもたちが制作した雪像・氷像が会場を彩ります。アイスカービングの作品展示や地元グルメの屋台も並び、雪が降り積もった大沼湖畔の幻想的な景色の中で北海道の冬を全身で楽しめます。夜間にはライトアップされた氷像が浮かび上がり、昼とはまた異なる美しさを見せます。防寒対策をしっかりして、地元名物のワカサギ天ぷらやアツアツの汁物を楽しみながら、大沼の冬を満喫してください。

大沼湖畔駅伝競走大会(5月)——新緑の湖畔を走る道南最大規模の駅伝

毎年5月に大沼湖畔で開催される駅伝競走大会は、参加者が2,000人を超える道南でも有数の規模を誇るスポーツイベントです。新緑が芽吹いたばかりの湖畔を駆け抜けるコースは、大沼・小沼の美しい水面と駒ヶ岳を眺めながら走れる絶好のロケーションです。当日は七飯町の特産品のふるまいや参加賞、町内温泉施設の無料入浴券の配布もあり、レース後の楽しみも充実しています。ランナーにとっては「景色が最高のコース」として全道に知られており、道内各地から参加者が集まります。

大沼湖水まつり(7月)——100年以上の歴史を持つ夏の水辺の祭典

毎年7月に大沼公園周辺で開催される「大沼湖水まつり」は、1906年(明治39年)に大沼湖での水難者の霊を供養するために始まった灯籠流しを起源とする伝統行事です。現在は伝統の灯籠流しをはじめ、花火大会・湖上イベント・各種屋台が加わり、夏の大沼を彩る総合的なお祭りへと発展しています。夕暮れとともに湖面に灯籠が静かに浮かぶ光景は、見た人の心に残る美しさです。夜空を彩る花火と湖面に映るその光の競演も見逃せません。家族連れから観光客まで多くの人が訪れる、七飯町の夏を代表するイベントです。

GREAT EARTH 函館大沼ライド(9月)——秋の大沼をサイクリングで楽しむ

毎年9月に開催されるサイクリングイベントで、大沼国定公園の湖畔や周辺道路を自転車で走ります。駒ヶ岳と湖の景色を楽しみながら走れるコースは、秋の紅葉が始まる直前の時期に開催されるため、色づき始めた木々の中を走る爽快感があります。初心者からサイクリスト上級者まで参加できるコース設定があり、地域の食や自然との交流も楽しめるイベントです。

北海道大沼グレートラン・ウォーク(10月)——紅葉の季節に湖畔を歩く・走る

毎年10月に開催されるランニング・ウォーキングイベントで、大沼国定公園の紅葉が最盛期を迎える時期に合わせて行われます。湖畔の遊歩道や周辺コースを歩いたり走ったりしながら、色とりどりの紅葉と駒ヶ岳の景色を楽しめます。ランニングが本格的でなくてもウォーキング参加が可能で、秋の大沼をゆっくり体感したい方にも向いています。

イベントや祭事の期間中は、周辺宿の早期満室が予想されます。
現在の空室状況と宿泊プランは、こちらからご確認いただけます。
じゃらんnetなら有名温泉から穴場まで温泉旅館・ホテル5,000件以上が予約できます。

七飯町へのアクセス

七飯町は北海道新幹線が停車する新函館北斗駅のすぐ隣に位置し、函館空港からも車で20〜40分圏内にあります。道内・道外どちらからのアクセスも比較的整っており、観光はもちろん移住後の帰省・出張にも利便性の高い立地です。

新幹線でのアクセス——東京・仙台からの玄関口は新函館北斗駅

七飯町公式情報によると、北海道新幹線(はやぶさ)を利用した場合の所要時間は、東京〜新函館北斗間が最速約3時間58分、仙台〜新函館北斗間が最速約2時間26分、大宮〜新函館北斗間が最速約3時間34分です(2019年3月16日のダイヤ改正時点)。新函館北斗駅に到着後は、JRはこだてライナー(普通列車)に乗り換えて七飯駅まで約4〜6分(1駅)、大沼公園駅までは特急「北斗」で約10分、普通列車で約20分です。新幹線と在来線を乗り継ぐだけで七飯町の中心部に直接アクセスできる利便性は、関東・東北からの旅行者・移住者にとって大きなメリットです。

飛行機でのアクセス——函館空港から車・バスで20〜40分

最寄りの空港は函館空港で、羽田空港から函館空港まで約80分のフライトです。函館空港から七飯町中心市街地(七飯・大中山エリア)へは車で約20〜30分です。大沼公園方面へは車で約35〜40分かかります。函館空港〜大沼公園間を結ぶシャトルバスも運行しており(所要約40〜80分)、レンタカーなしでも大沼地区へのアクセスが可能です。新千歳空港からは函館経由で3時間程度かかります。

車でのアクセス——北海道縦貫自動車道で道内各地から

北海道縦貫自動車道(函館新道)の大沼公園ICから町北部(大沼エリア)へは約20分です。函館ICから町南部の七飯・大中山エリアへは約10分でアクセスできます。札幌市からは道央自動車道〜函館新道を経由して約3時間30分〜4時間(高速利用の場合)が目安です。青函フェリーを利用する場合は、函館市内のフェリーターミナルから七飯町まで車で約30分です。

函館市内からのアクセス——日常的な移動は16〜20分

函館駅からJR函館本線の普通列車で七飯駅まで約16〜20分、大中山駅まで約20〜25分です。はこだてライナー(普通)を利用すると最速16分で到着します(七飯町公式・NAVITIMEより)。車では函館市内から国道5号線を北上して約20〜30分です。日常的な通勤・通学にも十分対応できる距離感です。

航空会社によって運賃は大きく異なります。
複数のLCCや大手キャリアを一括比較して、賢く交通費を抑えるのが旅のコツです。
[➔ 格安航空券の一括比較・検索はこちら(エアトリ公式)]

さらに、宿泊も予定されているなら「航空券+ホテル」のセット予約が最も経済的です。セット割引が適用されるため、それぞれを別々に予約するよりも旅費を大幅に抑えることが可能になります。
[➔ ホテルとセットでさらにお得に。エアトリプラスで一括予約]

七飯町の観光ルート

七飯町は大沼国定公園を中心にした自然観光と、西洋農業発祥の地ならではの食・文化体験がセットで楽しめる町です。以下に、車ルートと鉄道ルートをそれぞれご紹介します。

【車・1日】大沼自然と近代農業発祥の地を巡る七飯一周ルート

9:00 道の駅なないろ・ななえ(出発)→ 9:30 赤松街道ドライブ(約20分)→ 10:00 大沼国定公園・湖畔散策(約90分)→ 11:30 日暮山展望台(約30分)→ 12:30 大沼周辺でランチ(約60分)→ 14:00 城岱牧場展望台(約40分)→ 15:00 はこだてわいん葡萄館本店(約60分)→ 16:30 THE DANSHAKU LOUNGE(約60分)→ 17:30 帰路

①道の駅なないろ・ななえ(30分)→ 七飯町産りんごや長ネギを買い込み、西洋農業発祥の地の特産品を体感。お土産選びのスタート地点として最適。

②赤松街道ドライブ(20分)→ 1876年から続く樹齢130年超のアカマツ並木(全長14.3km・1400本以上)の中をゆっくり走る。朝の光が松葉に差し込む時間帯がとくに美しい。

③大沼国定公園・湖畔散策(90分)→ 大沼・小沼・蓴菜沼を望む遊歩道を歩き、126の島々が点在する日本庭園のような湖景を満喫。駒ヶ岳が湖面に映る朝のうちに訪れると鏡面反射が美しい。

④日暮山展望台(30分)→ 標高303mの山頂まで車で登り、大沼・小沼・駒ヶ岳を一望する。四季の国定公園の全景が一度に見渡せるビューポイント。

⑤城岱牧場展望台(40分)→ 牛が放牧される高原から函館山を遠望できる「函館の裏夜景」スポット。夕暮れ前の時間帯に立ち寄ると、変わりゆく空の色と牧場の緑が重なる。

⑥はこだてわいん葡萄館本店(60分)→ 七飯産りんごや山ブドウで作ったワイン・シードルを80種類以上の中から試飲して選べる。お土産にもなる七飯産ワインをゆっくり選びたい。

【鉄道・半日】新函館北斗駅起点の大沼日帰り観光ルート

9:00 新函館北斗駅 → 9:10〜20 大沼公園駅(特急「北斗」約10分〜普通列車約20分)→ 9:30 大沼国際交流プラザ(観光案内所)で情報収集(15分)→ 10:00 大沼湖畔島巡り遊歩道散策(90分)→ 11:30 大沼周辺でランチ(60分)→ 13:00 大沼合同遊船・湖上遊覧(30分)→ 13:30 大沼公園駅 → 13:45〜14:00 七飯駅(普通列車)→ 14:10 THE DANSHAKU LOUNGE(60分)→ 15:30 道の駅なないろ・ななえ(30分)→ 16:30 七飯駅 → 17:00 新函館北斗駅

①大沼公園駅(観光の起点)→ 観光案内所が隣接し、当日の天気や混雑状況に合わせてガイドツアーの申し込みもできる。駅前の雰囲気から既に大沼の空気感が伝わってくる。

②湖畔島巡り遊歩道散策(90分)→ 大小126の島を結ぶ橋を歩き、水鳥の鳴き声と湖面のさざ波の音に包まれながら歩く。秋は紅葉、春はミズバショウが見られる。

③大沼合同遊船(30分)→ 遊覧船に乗り、駒ヶ岳が湖面に映り込む湖上からの景観を体験。5月から10月の定期運航期間中はほぼ毎日乗船できる。

④THE DANSHAKU LOUNGE(60分)→ 男爵いも発祥の地のミュージアム・レストラン。川田龍吉男爵の約500点の展示を見ながら、薪火で焼いた地元食材の料理を楽しむ。

移動にはレンタカーが便利です。価格を比較してお得に押さえておきましょう。
全国のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」

七飯町の観光スポット

七飯町には大自然の中の絶景から、農業発祥の歴史文化、アウトドア体験まで、幅広い観光資源が揃っています。

  • 大沼国定公園 – 北海道駒ヶ岳と、その火山活動が作り出した大沼・小沼・蓴菜沼の3湖から成る「日本新三景」のひとつ。大小126の島々を結ぶ橋が網の目のように続く遊歩道を歩けば、水面に映る駒ヶ岳や鳥のさえずりに包まれます。春はミズバショウ、夏はカヌー・ボート・遊覧船、秋は日本紅葉名所100選の絶景、冬は全面結氷した湖でワカサギ釣りと、四季を通じて全く異なる顔を見せる場所です。早朝の湖面が鏡のように静まった瞬間の美しさは格別で、カメラを持った人が必ず立ち止まります。2012年にラムサール条約登録湿地となり、その自然の価値は国際的にも認められています。
  • 赤松街道(札幌本道赤松並木) – 1876年(明治9年)、明治天皇の行幸を記念して植栽されたアカマツが函館市桔梗町から七飯町峠下までの14.3kmにわたって連なる並木道です。樹齢130年を超える1400本以上のアカマツが天高く伸び、道路の両側から覆いかぶさるようにトンネルを形成しています。「日本の道100選」「歴史国道」「土木学会選奨土木遺産」に選定されており、初夏の新緑、秋の黄金色、冬の雪をまとった松葉と、季節ごとに表情を変えます。特に朝の光が松葉に差し込む早朝の赤松街道は、写真好きが絶対に見逃せない光景です。国道5号線上にあるため車でのドライブはもちろん、サイクリングでも楽しめます。
  • 城岱牧場展望台(城岱スカイライン) – 横津岳の南山麓にある標高約600mの牧場展望台で、放牧される牛と遠くに函館山・函館湾・津軽海峡を一望できる「函館の裏夜景」スポットとして知られています。夕暮れから夜にかけて函館市街の夜景と海の灯りが広がる眺望は、観光ガイドが「表の函館山夜景」と対比して紹介するほどの美しさです。昼間は広大な牧場の緑と遠景の山々のコントラストが楽しめ、青空の日は地平線まで続くような開放感があります。車でのみアクセス可能で、訪問する人が比較的少ないため静かに景色を楽しめます。
  • 道の駅なないろ・ななえ – 2018年(平成30年)にオープンした七飯町の農業発祥の地を発信する複合施設で、七飯町産りんご・長ネギ・野菜・加工品が集まる直売所兼観光拠点です。「ななえシードル」などの地産品、写真映えするオリジナルスイーツ、限定カレーも揃い、ドライブ途中の立ち寄り地として函館近郊で人気を博しています。隣接するTHE DANSHAKU LOUNGEとセットで訪れれば、七飯の農業史と現代の食文化を一度に体験できます。駐車場・トイレは24時間利用可能です。
  • 日暮山展望台 – 標高303mの頂上まで車で登れる展望スポットで、大沼・小沼・蓴菜沼の3湖と北海道駒ヶ岳を一望できます。「日暮れるまで眺めていたい」と言われるほどの眺望で、四季折々に変わる国定公園の全景が一度に把握できます。観光客が少なく、穴場感があるため、混雑を避けてゆっくり景色を楽しみたい人に向いています。大沼湖畔からのアクセスも良く、遊歩道散策と組み合わせた半日コースに組み込みやすいスポットです。
  • 七飯町歴史館 – 1998年(平成10年)に開館した七飯町の歴史と文化を学べる資料館です。屋内展示ではりんごの歴史・近代農業発祥の経緯・町の変遷が丁寧に紹介されており、屋外には歴史的に重要なリンゴやブドウの見本園もあります。日本で最初に西洋りんごが栽培された経緯、男爵いも誕生の物語、ガルトネル開墾条約の経緯など、教科書では学べない七飯固有の歴史が生き生きと描かれています。函館観光と組み合わせた歴史好きの旅人や、この土地の成り立ちを深く知りたい移住検討者にとって必見の施設です。
  • 函館七飯スノーパーク – 仁山高原に位置するスキー場で、ゴンドラ乗車中に駒ヶ岳を正面に見ながらのスラロームが楽しめる道南最大級のスキーリゾートです。1984年(昭和59年)にオープンし、道内外のスキー・スノーボード愛好者が多数訪れます。雪質が安定している時期には新函館北斗駅から直行バスが運行されることもあり、新幹線利用の日帰りスキーも可能です。隣接するニヤマ高原スキー場は家族向けのゲレンデとして使いやすく、セットで1日楽しめます。

この街を深く知るなら、一晩泊まって歩くのが一番です。
人気宿から隠れた名宿まで、旅のスタイルに合わせて選べます。
じゃらんnetなら有名温泉から穴場まで温泉旅館・ホテル5,000件以上が予約できます。

七飯町の関連リンク

※地域情報の掲載・修正などをご希望の自治体・団体様は、下記よりお気軽にご相談ください。

自治体・観光協会・地域団体向け 無料相談バナー

北海道全市町村一覧

北海道主要都市一覧

渡島総合振興局一覧

本記事は公開時の情報をベースに、定期的に全データの生存・正確性を定期点検しています。(最終点検:2026年3月)
保存してあとでチェック
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次