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北海道士幌町完全ガイド|観光・文化・特産品・アクセス情報

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北海道士幌町の風景
人口 5,631 人
面積 259.19 km²
人口密度 21.7 人/km²

北海道の十勝北部に位置する士幌町(しほろちょう)へようこそ。この町は、明治期の開拓時代に岐阜県出身の人々によって開かれ、現在もその歴史の面影を随所に残しています。町の中心には音更川が流れ、広大な十勝平野の恵みを受けた肥沃な土地が広がっています。士幌町は農業が主要産業で、ジャガイモや小麦、ビート、乳製品などの生産が盛んです。町内には農協関連の加工施設が整備され、でん粉工場やポテトチップス製造、しほろ牛の肥育センターなどが地域経済を支えています。
また、自然との調和を大切にした暮らしが根付いており、四季折々の風景が楽しめるのも魅力です。夏には緑の大地が広がり、冬には雪原が一面を覆う幻想的な光景が広がります。地域では、住民同士のつながりを大切にした祭りやイベントが開催され、温かい人情と郷土愛が息づいています。士幌町は、自然・歴史・人の温もりが調和する穏やかな町として、多くの人々に愛されています。

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文化・風習

士幌町では、開拓時代の精神を受け継ぎながら、地域一体となったコミュニティ文化が今も息づいています。農業を基盤に、収穫の喜びを分かち合う行事や地域イベントが豊富で、町民の協働意識が非常に高いのが特徴です。
夏の「しほろっち夏祭り」や秋の「しほろ収穫祭」では、地元産の農畜産物が販売され、子どもから大人まで楽しめる催しが行われます。冬には「士幌冬まつり」で雪像や花火が披露され、寒冷な地域ならではの幻想的な景観を楽しむことができます。
士幌方言には北海道弁が色濃く残り、温かみのある語り口が特徴です。また、農業文化に根ざした「士幌チセ・フレップ(伝統農業保存伝承館)」では、開拓時代の農具や生活用品を見学でき、町の歴史や文化を体感することができます。食文化も豊かで、町内の直売所やレストランでは、地元産のジャガイモやチーズを使った料理が人気です。

特産品

  • ジャガイモ: 十勝の豊かな土壌で育つ士幌町のジャガイモは、でん粉質が高く甘みが強いことで知られます。町内の工場ではポテトチップスなどの加工品も製造されています。
  • しほろ牛: 広大な牧草地で育てられるブランド牛。柔らかく旨味のある赤身が特徴で、町内のレストランや「道の駅ピア21しほろ」で味わえます。
  • チーズ・乳製品: JA士幌町が中心となり生産される新鮮な牛乳やバター、チーズは評判が高く、十勝の味覚を代表する逸品です。
  • ミニトマト: 日照時間が長く寒暖差の大きい気候が、甘みと酸味のバランスを絶妙にしています。町内の直売所で購入可能です。
  • シーベリー: ビタミンC豊富な希少フルーツ。町内ではジュースやジャムとして加工・販売されており、健康志向の人々に人気です。

年間イベント

  • 士幌冬まつり: 毎年2月に開催。雪像やアイスキャンドルが町を彩り、夜には花火大会が行われます。
  • しほろっち夏祭り: 7月下旬~8月に開催。盆踊り、夜店、ステージイベントなど、町民総出の夏の一大イベントです。
  • しほろ7000人のまつり: 町民参加型のユニークなイベントで、地域の一体感を高める交流の場として親しまれています。
  • しほろ収穫祭: 10月開催。地元農産物の販売やステージショー、試食コーナーなど、秋の味覚を満喫できます。
  • 士幌高原ヌプカの里ほたる祭: 初夏に開催される幻想的なイベント。ホタルの舞う光景を鑑賞でき、家族連れにも人気です。

アクセス方法

  • 飛行機: 最寄りの空港は帯広空港。車で約1時間半で士幌町中心部へ到着します。
  • 鉄道: 現在、町内に鉄道路線はありません。最寄り駅はJR帯広駅で、帯広からバスまたは自家用車でアクセス可能です。
  • バス: 十勝バス北海道拓殖バスが運行。帯広駅前から士幌方面行きの便が1日数本あります(所要約1時間)。
  • 自動車: 道東自動車道・音更帯広ICから国道241号経由で約40分。十勝平野のドライブコースとしても人気です。

観光スポット

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