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北海道東川町完全ガイド|観光・文化・特産品・アクセス情報

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北海道東川町の風景
人口 8,723 人
面積 247.30 km²
人口密度 35.3 人/km²

北海道のほぼ中央、大雪山の麓に広がる東川町(ひがしかわちょう)。開拓時代から続く歴史を今に伝えるこの町は、雄大な自然と共に生きる人々の暮らしが息づく場所です。東川町は「写真の町」として知られ、1985年に世界初の「写真の町」宣言を行い、芸術と自然、そして人との調和をテーマにまちづくりを進めてきました。町の中心部から旭川市まで約13km、旭川空港まで約7kmとアクセスも良好で、観光や移住の地としても注目されています。また、東川町は北海道で唯一上水道がなく、大雪山の伏流水を直接利用していることで知られています。その澄み切った水は「大雪旭岳源水」として名水百選にも選ばれており、町の象徴的な存在です。農業を基幹産業としながらも、カフェやギャラリー、酒蔵やワイナリーなど新しい文化が根付き、豊かな自然と現代的な感性が共存する町として、多くの人々を魅了しています。

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文化・風習

東川町は開拓時代の名残を今に伝える町で、古くから農業を中心に発展してきました。特に清らかな湧水と肥沃な土壌を活かした米づくりが盛んで、「東川米」は北海道を代表するブランド米として知られています。町には古き良き開拓文化と共に、写真を通じたまちづくりが根付いており、毎年「写真甲子園」や「東川町国際写真フェスティバル」が開催されます。また、町の人々は自然と共にある生活を大切にし、季節ごとに行われる祭りを通じて地域の絆を深めています。冬の「ひがしかわ氷まつり」では雪像やライトアップが楽しめ、夏には「どんとこい祭り」や「キトウシ国際サイクリング」などが開催され、全国から観光客が訪れます。方言や風習の中にも開拓の歴史が息づいており、訪れる人はどこか懐かしさを感じるでしょう。芸術、農業、自然が一体となった東川町の文化は、まさに「暮らしそのものがアート」と言えるほど豊かです。

特産品

  • 東川米(ひがしかわまい):大雪山の伏流水で育てられた東川町産の米は、ふっくらとした甘みが特徴で、全国的にも高い評価を受けています。町内の直売所やオンラインショップでも販売されています。
  • 東川町産大豆:冷涼な気候が育む大粒の大豆は、豆腐や味噌、納豆などに加工され、地元ブランドとして人気があります。JAひがしかわでは直販も行われています。
  • ハーブ製品:町内の高原地帯で育つハーブは香りが豊かで、地元工房によって石鹸やティーバッグ、アロマオイルに加工され販売されています。
  • 三千櫻(みちざくら)日本酒:岐阜県から移転した酒蔵「三千櫻酒造」が大雪山の湧水を使って醸す日本酒。繊細な味わいと香りが国内外で注目されています。
  • 東川ワイン:東川町は「ワイン特区」に指定され、地元の雪川醸造が手がけるナチュラルワインが話題を呼んでいます。ブドウ畑の見学や試飲も体験可能です。
  • 東川温泉:源泉かけ流しの天然温泉で、スキー帰りの観光客にも人気。美肌効果が高いと評判で、地元住民の憩いの場となっています。
  • 大雪旭岳源水:平成の名水百選にも選ばれた湧水。大雪旭岳源水公園では、無料で水を汲むことができます。

年間イベント

  • ひがしかわ氷まつり(1月):巨大な雪像や氷彫刻が並び、夜にはライトアップも行われます。幻想的な冬の風景が楽しめます。
  • 春まつり(5月):新緑の季節に開催される地域イベント。地元食材の屋台や音楽演奏が行われ、家族連れで賑わいます。
  • どんとこい祭り(7月):東川町最大の夏祭りで、よさこい演舞や打ち上げ花火が町を彩ります。地元グルメも多数出店。
  • 全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園」(7月〜8月):全国の高校写真部が作品を競い合うイベント。町全体が「写真の聖地」と化します。
  • 大雪山紅葉まつり(9月〜10月)旭岳の紅葉が最盛期を迎える時期に開催。ロープウェイからの絶景は必見。
  • 東川温泉雪あかり(冬季):雪原に並ぶ数千個のキャンドルが幻想的な光を放ち、冬の夜を温かく照らします。

アクセス方法

  • 飛行機:最寄りの旭川空港から車で約13分。新千歳空港からはレンタカーで約2時間半です。
  • バス:旭川駅から道の駅ひがしかわ「道草館」行きの旭川電気軌道路線バスが運行しています。
  • 電車:JR旭川駅からバスを利用。町内に鉄道は通っていません。
  • 車:札幌市内からは道央自動車道利用で約2時間、旭川市中心部からは約30分です。
  • 自転車:旭川から国道294号線経由で約13km。サイクリング愛好家にも人気のコースです。

観光スポット

  • 旭岳 – 北海道最高峰(2,291m)の山。夏は高山植物、秋は紅葉、冬はスキーで賑わいます。
  • 旭岳ロープウェイ – 姿見の池まで約10分で上がる空中散歩。大雪山系の絶景が広がります。
  • 羽衣の滝 – 日本の滝百選に選ばれた名瀑。落差は270mで、天人峡温泉エリアの名所です。
  • 天人峡温泉 – 山間の静かな温泉地で、四季折々の自然美と湯の恵みを堪能できます。
  • 東川町キトウシ森林公園家族旅行村 – キャンプ場や展望台、パークゴルフ場を備えた複合レジャー施設。
  • 道の駅ひがしかわ「道草館」 – 観光案内所や地元産品の販売コーナーがある東川観光の玄関口。

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