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北海道置戸町完全ガイド|観光・文化・特産品・アクセス情報

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北海道置戸町の風景
人口 2,485人
面積 527.27 km²
人口密度 4.71 人/km²

北海道の内陸部、オホーツク総合振興局に属する置戸町(おけとちょう)は、四方を山々に囲まれた自然豊かなまちです。北見市の南西部に位置し、町を東西に常呂川が流れ、広大な森林と穏やかな丘陵地帯が広がります。アイヌ文化の影響を残しつつ、明治期から昭和にかけての開拓の歴史が息づく地域で、農業や林業が主要産業。特にじゃがいも、てん菜(ビート)、小麦などの畑作に加え、木工クラフト「オケクラフト」で知られています。自然と共生した静かな暮らしが息づき、地域コミュニティの結びつきが強いのも特徴です。北海道方言が日常的に使われ、地元では「おけと夏まつり」や「おけと人間ばん馬大会」などの行事を通じて地域の絆を深めています。訪れる人は、手づくりの温もりと人々の穏やかな笑顔に触れ、この町ならではの豊かさを感じることでしょう。

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文化・風習

置戸町は、古代アイヌ文化の痕跡と昭和期の開拓文化が共存する独自の地域です。町内にはチャシ跡などの史跡が残り、自然とともに生きてきた人々の歴史を感じることができます。戦後の復興期には、秋田県からの移住者によって開かれた「秋田地区」などがあり、互いに支え合う文化が根づきました。 また、町では木工を通じて地域の文化を表現する「オケクラフト運動」が1983年に始まり、全国的にも知られる存在となりました。地元の木材を用いたカップやボウルなどの工芸品は、実用性とデザイン性を兼ね備え、置戸町のシンボルとして定着しています。 祭りやイベントも多彩で、「おけと夏まつり」では太鼓演奏や子ども神輿、「おけと人間ばん馬大会」では力自慢たちが雪原を駆け抜け、冬の「おけと勝山温泉ゆぅゆ」周辺では雪灯籠が幻想的な雰囲気を演出します。地域の言葉や風習が今も息づき、子どもたちは地元の自然や文化を通して学びながら育っています。

特産品

  • オケクラフト製品:地元産の木材を使い、職人が一つひとつ手づくりする木工クラフト。カップ、器、スプーン、アクセサリーなど種類も豊富で、全国的にも高い評価を受けています。(オケクラフトセンター 森林工芸館)
  • ヤーコン:置戸町は日本有数のヤーコン産地。健康野菜として人気があり、シャキシャキした食感とほんのり甘い味が特徴。ジュースやジャムなど加工品も販売されています。
  • 置戸産じゃがいも:冷涼な気候と肥沃な大地で育ったじゃがいもは甘みが強く、道内でも評価の高い品質。ポテトチップスやコロッケなど地元加工品にも利用されています。
  • おけと牛乳:町内の酪農家で生産される新鮮な生乳。オホーツクの自然が育む濃厚な味わいで、アイスクリームやチーズなどの乳製品にも加工されています。
  • 鹿ノ子ダムの清水を使った焼酎「風の谷」:町内産のじゃがいもを原料にした香り豊かな焼酎。地元イベントなどでも人気を集めています。

年間イベント

  • おけと人間ばん馬大会(7月):人力でソリを引く迫力満点の競技イベント。力とチームワークを競い合う姿が観客を魅了します。
  • おけと夏まつり(8月):町の中心部で開催される夏の一大イベント。盆踊りや花火大会、屋台が並び、町民と観光客が一体となって楽しみます。
  • 馬力だすべえ祭(9月):農作業馬の力比べから発展した伝統行事。農業の町・置戸ならではのエネルギッシュな祭りです。
  • おけと秋の収穫祭(10月):新米やじゃがいも、野菜などの直売が行われる農産イベント。地域グルメや体験コーナーも充実しています。
  • 冬のイルミネーション&雪あかり(2月):冬季における幻想的なイベント。雪灯籠と光の演出で町全体が温かく包まれます。

アクセス方法

  • 飛行機:最寄り空港は女満別空港(Googleマップ)。空港から車で約1時間30分。
  • 列車:JR北海道 石北本線「留辺蘂駅」(Googleマップ)が最寄り駅。駅からバスまたは車で約30分。
  • バス:北海道北見バスが北見・訓子府方面から運行。町中心部(置戸バスターミナル)まで乗車可能。
  • 車:札幌市内から道央自動車道・旭川紋別自動車道経由で約4時間30分。北見市からは約50分。

観光スポット

  • 鹿ノ子ダム・おけと湖 – ダム湖と周囲の森が織りなす景観が美しく、四季折々の自然が楽しめる。キャンプや釣りにも人気。
  • オケクラフトセンター 森林工芸館 – 木工体験ができる施設。地元産木材を使ったクラフトづくりを体験可能。
  • おけと勝山温泉ゆぅゆ – 地元で愛される温泉施設。露天風呂からは雄大な山並みが望め、旅の疲れを癒やします。
  • 置戸町郷土資料館 – 開拓期から現代までの歴史資料を展示。置戸町の歩みを知る貴重な場所です。
  • 置戸町立図書館 – 落ち着いた雰囲気の中で読書を楽しめる町の文化拠点。郷土資料やクラフト関連書籍も充実。

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