アルミ樹脂複合サッシで十分?6年で感じた後悔やデメリット・メリット

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家を建てる際に実際に迷ったことのひとつに、「自分の住んでいる地域はアルミ樹脂複合サッシで十分なのか」でした。

マイホームを建てる多くの人が、アルミ樹脂複合サッシ樹脂サッシで迷いますよね。

そこで今回は、アルミ樹脂複合サッシで十分なのか、6年住んでみてわかったメリットデメリットについてレビューします。

この記事では下記の内容をご紹介していきます。

  • アルミ樹脂複合サッシで十分なのか
  • アルミ樹脂複合サッシの後悔ポイント
  • アルミ樹脂複合サッシのデメリット
  • アルミ樹脂複合サッシのメリット
  • アルミ樹脂複合サッシの体験談

後悔はしたくないからしっかり考えたいな!

比較検討の参考になる内容をお伝えしていくね!

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アルミ樹脂複合サッシで十分?

アルミ樹脂複合サッシで十分なのか、やっぱり樹脂サッシにしておいた方がいいのか気になっている方が多いですよね。

特に寒さに違いがあるので一概には言えませんが、西日本ではアルミ樹脂複合サッシで十分です。

というのも、アルミ樹脂複合サッシと樹脂サッシは体感できるほどの室温差を感じなかったからです。

確かに、アルミ樹脂複合サッシは冬場に窓の真下で寝ていると、たまに冷気を感じます。

でも室内側のサッシを触ってみると、冷気がくるほどの冷たさを感じません。

どちらかと言うと窓ガラスが冷えているのでそこから冷気が漂っている可能性が高いです。(2重ペアガラスなのに…)

ですので、よほどの寒冷地であるか完璧な断熱をしたいというわけじゃなかったら、少し価格が安いアルミ樹脂複合サッシで十分です。

室内側が樹脂というだけでアルミサッシとは外気温からの影響が全然違います。

(検証地域は真冬でも零度以下になることはほとんどない地域です。)

アルミ樹脂複合サッシの後悔ポイントは?

実をいうと、アルミ樹脂複合サッシにして大きな後悔はしていません

強いて言うなら傷がついたこと?これも滅多にしてしまうことではないですよね。

むしろ、樹脂サッシにしていたら過剰だったと後悔したと思います。(あくまでもわが家の場合です)

ただ、真冬の窓際は冷気を感じますので、私が寒冷地に住んでいてアルミ樹脂複合サッシにしていたら「家が冷える」「断熱性が足りない…」と後悔していたかもしれないなと感じます。

アルミ樹脂複合サッシは寒い?

大窓リネンカーテン

アルミサッシに比べるとアルミ樹脂複合サッシ寒くありません

昔の日本の家はよく「隙間風がふく」とか言いますよね?

あれは実際に隙間風が吹いているのもあるのかもしれませんが、それくらいアルミサッシで窓際が寒く感じるということでもあるのでは?と思うほど冷気がすごいです。

その点アルミ樹脂複合サッシはカーテン1枚で冷気を全く感じなくなります。

しかもサッシ自体は冷たいと感じるほど冷えてはいません。

どちらかというとガラス部分がLow-Eでも冷たくなっています。

寒冷地でアルミ樹脂複合サッシを体験したことはないので、寒冷地にお住いの方はショールーム等で実際にサッシの冷え具合を触ってみられることをおすすめします。

アルミ樹脂複合サッシのデメリットは?

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実際にアルミ樹脂複合サッシにしてみてデメリットと感じた点を2つ紹介します。

6年住んでいますが、アルミ樹脂複合サッシに悪い印象を持っていないのでデメリットに感じた点は多くはありませんが、体験談として参考にして頂ければと思います!

樹脂サッシよりも断熱性が劣る

わが家は温暖な地域ですので、冬場もそこまで断熱性について不満を持っていません。

ですが、長期優良住宅にするには寒冷地では樹脂サッシでないといけないことから、やはり数値の面ではアルミ樹脂複合サッシの方が劣っていますし、寒冷地では樹脂サッシと比べて寒いと感じるのがデメリットですね。

雪が降る日が多い地域や、雪が積もる地域では樹脂サッシとの少しの差をデメリットに感じる可能性が高いです。

私のように雪は降っても年に5回以内というような地域の場合には、大差ないでしょう。

傷がつきやすい

アルミ部分は金属ですのでひっかき傷に弱いです。

剪定ばさみの先を当ててしまい、築2年でアルミ部分に3センチほどの傷が入りました(;_;)

それと、洗濯物干しラックを入れる時によくカタンカタン当ててしまうのですが、小傷が付いています。

こちらについては傷と呼べるほど深いものではありませんが、使用感がでたと感じます。

ダークブラウンに白っぽい傷で、ちょっと気になります。

樹脂だったらもっと軽傷か、目立たなかったでしょうからアルミ樹脂複合サッシのデメリットですね。

アルミ樹脂複合サッシのメリットは?

実際にアルミ樹脂複合サッシにしてみてメリットと感じた点を紹介します。

私の場合はデメリットよりもメリットに感じている部分が多くあります。

感じ方に個人差はありますが、一意見としてぜひ参考にされてください。

樹脂サッシよりも安い

わが家の例ですが、全窓を樹脂サッシにした場合と全窓をアルミ樹脂複合サッシにした場合では、ひと月の給料分くらいの価格差がありました。

その金額があれば食洗機を深型にできるなとか、もう1坪玄関周りを広くできるなとか考えると、窓だけにお金をかけられませんでした。

ですので、樹脂サッシよりも安くて、アルミサッシよりも断然断熱性の高いアルミ樹脂複合サッシを選びました。

家づくりをしていると、ひとつひとつの金額が大きいので数万円を安く感じて払ってしまいがちです。

私たちはそここそ冷静に考えるように努め、1万円でも無駄を削って旅行などの他のことに使うということを意識していました。

紫外線を気にしなくていい

外側がアルミだと耐久性が気にならなくて良いです。

樹脂サッシも耐久50年とされており、洗濯ばさみなどに使われているプラスチックとは種類も違うのでボロボロになることはありません。

ですので紫外線を気にするのは野暮な話なのですが、

「20年後の紫外線は今より強烈だろう」

「家100年時代の中でいつかは劣化するだろう」

と持ち家だからこそわかっていても気にはなります。

その点外側がアルミでいてくれたら、心強いのはメリットに感じます。

室内は樹脂サッシに負けず、劣らない

室内からの感じ方としては、お高い樹脂サッシとほぼ同等の能力があります。

雪が珍しい地域だからということもありますが、断熱性はアルミサッシの1000倍と言われていますし、熱くなっていたりキンキンに冷えていたりということはありません。

もちろん樹脂サッシと同じく、結露とは無縁です。

樹脂サッシでもアルミ樹脂複合サッシでも、内窓をつけてそれがアルミサッシだったら内窓が結露するのでご注意を…!

家の外観に高級感がでる

ここ意外と見落としがちなんですが、アルミと樹脂では見た目に少々差があります。

私はマットな艶感が好きなので、樹脂の見た目はチープに感じました。

特にわが家は窓枠を全てダークブラウンにしたので、アルミ樹脂複合サッシの方がより高級感・おしゃれ感がでて良かったです。

窓枠は外観に大きく影響するので色や質感は慎重に選ぶことをおすすめします!

アルミ樹脂複合サッシのレビュー【6年住んだ体験談】

6年住んでみてアルミ樹脂複合サッシについて感じたことをレビューします。

生の声・体験談ですのでぜひ参考にされてください。

  • 本当に結露しない

    これはすごく驚いた点です。
    実家はアルミサッシで冬場は結露が当たり前、フローリングは塗装がはげてカビてしまっています。
    わが家は寝るとき、ガンガン加湿器をつけて部屋を閉め切り、湿度70%に近いのに、サッシに1滴でも水がついていたことはありません。
    6年間で1滴もですよ!
    窓ガラスは少々結露していましたが、垂れてくるほどではありません。
  • 光熱費が確実に減った

    光熱費は明らかに削減できました!
    まず、暖房をつける日は冬場の半分もありません。
    午前中、日が昇り切るまでつけておけば余熱で午後をすごせる日がほとんどです。
    アパート時代は寝る時は湯たんぽが必須で、鼻と手先が冷えた状態で寝ていましたが、今は冷え性じゃなくなったと勘違いしてしまうほど快適にすごせています。
    断熱って大事なんですね。
  • 設定温度が冷房時28度、暖房時18度で快適

    とにかくエアコンの効きがいいです。
    わが家は朝から晩まで日当たりが良すぎるのですが、それでも冷房は27~28度で効きます。
    逆に25度とかにすると体が冷えてしまうほどです。
    暖房も同じく、20度とかにすると「暑い…」となります。
    国の推奨温度を余裕でクリアできています!
  • 窓が重い

    樹脂の強度を確保するために厚みがあるので、その分窓が重いです。
    わが家には幅3mの掃き出し窓があるのですが、まあ大人でも開ける時に力が要ります。
    その代わり2~3歳くらいまでは自分で開けられないので、脱走防止にはなってくれました。
    ただ上の子が重いがために勢いで閉めて、下の子が手を挟んだらどうしよう…と思うと怖いです。

80歳になってもあの窓開けられるかな?

アルミ樹脂複合サッシのおすすめは?

窓辺のガラス風鈴 たまゆら

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私がおすすめするのはLIXILのサーモスシリーズです。

LIXILの良いところは、後々の生活スタイルの変化に合わせて窓周辺をカスタマイズできることです。

わが家は窓枠にサンシェードを後付けしました。

壁に穴をあけずに女性の私でも1時間もかからずに設置できたのは、LIXILの良いところですね。

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ちなみにYKKはエピソード NEOというシリーズがアルミ樹脂複合サッシです。

アルミ樹脂複合サッシに関するよくある質問

最後にアルミ樹脂複合サッシに関するよくある質問をまとめます。

もう一度家を建てるならアルミ樹脂複合サッシと樹脂サッシ、どちらにしますか?

アルミ樹脂複合サッシです。

温かい地域ということもありますが、わざわざ1.5倍ほどの価格差で樹脂サッシにするメリットが見つかりません。

ただ一部では「住宅メーカーも樹脂サッシを標準にするべき」「アルミ樹脂複合サッシは寒いし結露する」という声もあります。

住んでいる地域で違いがあるようなので、実際に見て考えることをおすすめします。

アルミ樹脂複合サッシはLIXILのものですか?YKKですか?

わが家の窓はLIXILです。

後から付けられるオプションがLIXILの方が豊富で、最近窓枠に付けられるサンシェードを買いました!

他の建具もLIXILだったので工務店割引もきいたからLIXILにしたというのも理由です。

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